タロットと○○#3「四大元素」
タロットカードの小アルカナはそれぞれ、ワンド＝火／カップ＝水／ソード＝風／ペンタクル＝土、というように、属性が割り当てられています。
この４つは「四大元素」と言い、元々は古代ギリシアの考えに端を発しています。どうやらこの四元素は、そのままの言葉の意味でなく「物質の状態」を指しているようです。
以下にWikipediaから引用・まとめた情報を乗せます。
・土：固体状態の象徴、可視的、絶対的なもの、静止しているもの、安定しているもの、流動性を失わせる
・水：流動性の象徴、可視的、物の形を変えられるようにする、隙間を埋める、火と対照的であり相補的である、女性的
・風：揮発性の象徴、不可視、物を上昇できるようにする、火を止めたり中断させる
・火：光と熱と電気の象徴、不可視、繊細で希薄、固まったものをほぐし混ぜ合わせる、上昇・膨張・怒り・破壊など、男性的
次にタロットにおける各属性に充てられている意味を列挙していきます。
◆ワンド（棒）：火
情熱、精神的なエネルギー、創造性、想像力
◆カップ（杯）：水
愛情、感情、情緒
◆ソード（剣）：風
思考、理性、ストレスや不安
◆ペンタクル（金貨）：土
物質、金銭、仕事
原義と合わせて考えられるようになれれば、また広がりが出そうです。
また、コートカードの４枚も、四大元素に置き換えられるみたいです。
（ペイジ＝土／ナイト＝風／クイーン＝水／キング＝火）
タロットと同じように、占星術にも四大元素が因子として取り入れられています。これらを上手に理解するためにも、占いに取り入れられた元ネタは一度ちゃんと勉強したほうがよさそうですね。
もちろん、フィーリングでもいいかもしれませんが。
