第24回:タロットリーディング「ワンドの7」
何か月ブログを放置していたんでしょうか…。
色々と他の趣味のタスクがあったりなかったりしたんですが、ぼちぼちブログも再開しないとなあと思います。
占いの方は、この間にかなりトートタロットに浮気をしておりまして、やっと1冊まとめ終わったところです。
次はトートの書も読まないとなぁ…。
- 作者: アレイスタークロウリー,Aleister Crowley,榊原宗秀
- 出版社/メーカー: 国書刊行会
- 発売日: 2004/09/01
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 20回
- この商品を含むブログ (24件) を見る
さてさて、溜まっているライダー&シャーマン版を進めていきましょう。
今回はワンドの7です。
ワンドの7のカードは、どちらも「見えない敵」との闘いの様子を描いているように見えます。
ライダー版は高い丘に陣取った男性が、下から襲ってくる棒の攻撃をしのいでいるシーンでしょうか。高台にいる分、有利に戦えそうです。
一方シャーマン版は、ふわふわと浮いた棒に囲まれた男性が戸惑いながら戦っているように見えます。
共通して読み取れるのは「孤軍奮闘」といったところでしょうか。周りの棒の所持者がわかりませんので、戦っている相手は世間や自分という風に感じます。
前述したように、ライダー版では有利に戦えそうですね。下からの突き上げ(現実世界でもよくありますよね…)に対して、自分の棒=情熱をもって戦っていますが「足元をすくわれないように」注意する必要がありそうに思えます。
またシャーマン版はどこからともなく現れる、不思議な敵に翻弄されているように見え、ライダー版で感じる「有利さ」は読み取れません。こちらは「突然の第三者からの批判」のように思えますね。現代ですと、twitterのようなSNSが発達していますし、よく知らない第三者の言動で自分が燃えちゃって、そんなはずじゃないのに…みたいな感じでしょうか。
この状態で自分を守る方法は、降りかかる火の粉を払うしかないのでしょう。「今の位置」を守るためにはエネルギーが必要ということ、また外的な妨害が存在することを示唆しているように思います。
あるいは見えない相手が自分だとすると、妨害は外的なものだけでなく、内的な要因も含んでいるかもしれません。やらなきゃダメなことがあるのに、やだなーっていう気分とかも考えられますね。
10で重荷になってしまっているように、ワンドの旅路はなかなかにしんどいものがあるなあと感じます。遠い目的地に戦いに重荷に…。自分の情熱、思いを形にするのは、それだけ大変なんでしょう。低きに流れていくことは簡単ですが、位置エネルギーを高く保つには自分の強い意志が不可欠です。私もブログをちゃんと続けないとだめだなあと思った次第でございます。