第1回:タロットリーディング「ペンタクルの9」
タロットリーディング第1回です。
額面通りの意味や、正しい?詳しい?タロットの読みは、様々なサイトやプロの方の書籍に載っていますので、自分流といいますか、自分の軸を築くためにも残していこうと思っています。
私はライダー=ウェイト版(画像右)とシャーマン=カセリ版(画像左)のデッキを持っているので、この2枚を並べて見ていきます。
(どちらのデッキを引くかは、どちらかのデッキの機嫌が悪い時に入れ替えてます)
さて、画像はペンタクルの9のカードです。なぜ小アルカナの中途半端な位置か?と言いますと、シャーマン版を引いたらこのカードだったからです(天啓)。
このカードは、どちらも豊かな畑に立っている女性ですね。左右でポーズが対称的になっているのが面白いです。
(タロットでは確か、右が行動、左が創造と言われているみたいです)
ざっくりな意味としては「満足、幸福、独り立ち、一人で十分」と見ています。
右のライダー版は全体的に黄色で空も広く開けているので、活発/明るいイメージが強調されます。背景の木は2本でバランスが取れているようにも感じます。ペンタクルは地面近くに置いてあるので、地に足がついてとても安定感がありまね。
それに比べると、左のシャーマン版は空は青く澄んでいますが、山で閉塞感を少し覚えます。山頂には城=他人の生活圏が霞んで見え、ペンタクルは左右非対称のブドウ畑に縦に並び、女性を護っているようにも感じます。ライダー版よりも「一人の世界」が協調されているように思えますね。
別な面を強く感じるとすると「一人では満足できない、一人でさみしい」とかでしょうか?連想を広げていくと「まだまだ満足し切れない、強欲さ、自分を理解してほしい」「社会から離れたい、安定したい、一人の時間が欲しい」とも読めるかもしれません。
両デッキで対比はあれど、キーになるのは「自分とそれ以外」なカードだと思います。