気になるカード1枚目:THE BLACK DOLL
ちょっと指向を変えて、自分の気になるカードについて話すカテゴリを作りました。
1枚目は絵本作家、エドワード・ゴーリーが作成したデッキである「不安な箱」(The Fantod Pack)からです。上手く使えないかなーとうんうん考えているデッキでもあります。
絵柄は、作者のゴーリーを知っている人ならおなじみかも知れませんが、結構ダークな印象が強いです。「不安な箱」の名前通り、全20枚のカードにはそれぞれ、箇条書きで不安や危険を暗示する言葉が当てられています。
たとえば上図の「THE LADDER(はしご)」であれば、付属の解説書には、次のように書かれています。
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THE LADDER(はしご)
Tuesday(火曜日)
slander(誹謗中傷/悪口)
reversals(転倒/反転/逆戻り/挫折)
creeping sickness(潜行性の病)
a forged will(贋作)
insomunia(不眠症)
…(略)…
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※和訳は自分でやったので、間違ってる可能性が高いです
こんな感じでカードには絵柄・タイトル、タイトルには箇条書きで不安をあおる単語……という作りになっています。
うひゃーと思いながら次へ次へ見ていくと、異質なカードが目に入りました。とてもシンプルで、タイトルもありません。解説書を見た自分はゾッとしました。
THE BLACK DOLL(黒い人形)
In the words of the old rhyme: What most you fear Is coming near
(古い言葉を借りれば:あなたが最も恐れているものが近づいてきている)