カトの占いあれこれ

占い練習中なのであれこれとメモっていきます

第2回:タロットリーディング「ソードのクイーン」

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ソードのクイーン

タロットリーディング第2回です。

例によってチョイスは引いた順になってます。

 

タロットカードには、大アルカナと呼ばれる22枚のカードと小アルカナと呼ばれる56枚のカードがあります。小アルカナには棒(ワンド)、金貨(ペンタクル)、剣(ソード)、杯(カップ)の4つの組(スート)がそれぞれ14枚ずつあります。

14枚の内訳は、エース~10の数字札が10枚と、ペイジ(王子)、ナイト(騎士)、クイーン(王女)、キング(王)の4枚の人物札(コートカード)になっています。

 

……自分はコートカードがとっっっっても苦手です。

なぜかといいますと、初めて読んだタロットの本には「この絵札に象徴される人物が現れるか、自分がその素質を身に着ける必要が出る」…というふうに書かれていたからです。なんだその既定路線は!

次に読んだ本では「実際の人物、内的な性格、具体的なエネルギー状態」…と書いてあります。こっちはまだわかりやすいかな。

 

さて、ソードのクイーンです。

このカードも前回と同じく、両版では逆の構図となっています。見ている方も、剣を持つ手も逆です。どちらも豪華な椅子にどっしりと座っていますが、左のシャーマン版は相手を睨み付けているように見えるのに対し、右のライダー版は手を差し出し、かかってこいと言わんばかりの余裕が見えます。

風景はどちらも青空の下に重苦しい雲。平穏な雰囲気ではないですね。

 

正式な解釈やプロの方の解説はさておき、私はこのカードを「覚悟ができている、自分の相手が分かっている」という風に見ます。

見据える先は立ち向かう相手や道、しっかりと握られた剣は己の行動に対する責任や覚悟…といった具合です。剣で行動を起こすということは、相手を傷つける行為ですから、それを覚悟の上、責任を見据えたうえで、さてこの相手に剣を振り下ろそうか、あるいは…と逡巡しているようにも取れますかね。

付け加えるなら「彼我の実力差を見極めよ、緊張を怠るな、自分の道を通せ」

あるいは逆の意味をチョイスするなら「肩肘張りすぎるな、柔軟にいけ、構える必要はない」

もしくは「息苦しい堅物と思われている、怖い人、もっと気楽でいいのに」

……とかでしょうか?相手が「倒すべき人」でない場合もあるし、行く道にそこまで準備が必要じゃないときもありますからね。ただし、背景の暗雲が示すように、クリアな状況ではなさそうですが。

 

何にしろコートカードはまだ読むのが下手なので、1回のスプレッドでいっぱい出てこないようにお願いしておきます。