カトの占いあれこれ

占い練習中なのであれこれとメモっていきます

第19回:タロットリーディング「吊られた男」

最近また、やろうとしていることが止まり気味です。自分は趣味を最近増やして、一つ飽きたらこっち、一つ飽きたらこっち……という風にしているのですが、なかなか進まない季節(?)にきました。惰性でゲームをだらだら…惰性でスマホぽちぽち…みたいな。たまには(たまには?)こういう時間も必要なんでしょうか。

 

さて19回やりましょう。

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吊られた男

今回は吊られた男、ハングドマンです。

行動を示す、右側の足を縛られて逆さまになっていますね。

 

意味は、昔調べてしっくり来たのは「自己犠牲」です。

 

特に左のシャーマン版では、吊られた男は得意げな顔をしていますので、不本意に吊るされているわけではないように見えます。なんだか誇らしげ。

また、両版ともに頭の後ろには光が差しています。後光っていうんでしょうか?どこか神聖な雰囲気を感じます。

あるいは本意であるとは言え、動けない状態ですので、自分を見直す「反省の時」だとも言えそうです。吊られて見える逆さまな世界は、いつもとは全く違う視点ですからね。

ポーズは両版ともに、安定/停滞を示す「4」の逆さまに見えますし、シャーマン版では女教皇の背景のように柱が2本ありますので、バランスを示しているように感じます。

 

ネガティブに見るとすると、そのまま「身動きできず、手も足もでない」とか。「静止」のイメージが強いですね。

自己犠牲が行き過ぎると「顧みない(周りを見ずに動きすぎてる)、ありがた迷惑(恩着せがましい)」とかになるんでしょうか。あるいは「努力の方向性を間違えている」とか?

 

停止や偽善が悪いことではないと思いますし、自己犠牲や反省が良いことでもないと思います。その時その時で、誰が何を必要としているか?というのが大事なのかもしれませんね。