第18回:タロットリーディング「ペンタクルのナイト」
さて18回を始めましょう。いつだったかに買ったトート・タロットも尻目に、最近はオラクルカードが欲しくなっています。まずは目の前にあるものを片してからですね…。
占星術の自分のホロスコープをまとめて、惑星運行表から今年の運勢を見て、タロットで引いた今年の運勢と合わせて、今やってるタロットリーディングも最後までやって……結構長い道のりになりそうです。ぼちぼちやっていきましょう。
さあ、今回はペンタクルのナイトです。
シャーマン版とライダー版は、よく構図が逆になっていますね。今回もその一つですが、絵柄のおかげでつながって見えます。新しい生命体かな……?
ペンタクルは土、物質性や現実性。ナイトは火、直感やエネルギーです。
ですので「物種を探す力」というのがストレートな読み方なんでしょうか。 地に足が着いた性質と、燃え上がるようなエネルギーを兼ね備えています。ですので、速度よりも質や納得感を重視しているように感じます。
具体的には「石橋を叩いて渡る」ように「慎重/着実な前進」「目標を検討する」とかになりそうです。逆に悪く読もうとすれば「腰が重い、慎重がすぎる」だとか、あるいは「実りの目算」をしているように見えますから「現実を見すぎる、結果にこだわりすぎる」と読んでも良いかもしれません。
絵柄のほうは、どちらの馬も足が止まっています。ナイトは手に持ったペンタクルをじっと見つめています。足元には耕された畑、まだ実りはありません。
シャーマン版は畑の「只中で」、ライダー版は畑を「眺めるように」思案しているように見えます。前者は手に付くものから、後者は周囲の情報を探ってから実際に動き始めるのかな?と、個人的には思います。
このナイトはペンタクルをどうするんでしょうか。
どこかに運ぶ?何か探してきて元手を増やす?何か別のものに変換する?
ペンタクルは物質やお金には限らないとは思うんですが、やっぱり何かしらの「物」に思えます。あるいは自分の技能とか、無形のものも含めた自分の「所有物」ですね。
ナイトは探求者、動く者。このカードが出る時は、何かしら具体的な得たいものの目標を意識するといいのかもしれませんね。