カトの占いあれこれ

占い練習中なのであれこれとメモっていきます

第17回:タロットリーディング「太陽」

リーディング17回です。久しぶりの更新になります。リーディング自体は1ヶ月も間が空いてしまいました。ここ以外にも、自分のノートにもまとめたりしているので、散逸している気がします…。

一時期占星術ばっかり見てたりもしたので、いろいろと遅れ気味ですが、お暇なときに付き合って頂けるとありがたいです。

 

さて今回のカードは「太陽」となります。

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太陽

シャーマン版、ライダー版ともに、白馬に子どもが跨っています。背景には向日葵と、燦燦と輝く太陽が空に鎮座します。

シャーマン版は比較的静かなイメージですね。赤い服を着た子どもが太陽の元、白馬に乗っています。暑いというより、穏やかな温かさを感じます。初夏や春の日差しなイメージでしょうか。

 

一方ライダー版は、より強いエネルギー…というか、圧迫感を感じます。……主に太陽から。顔がついているということは擬人化されている、ということでしょうか。太陽から出る光も太く、圧倒的な存在感です。「ここに在り」という、有無を言わせない何かがあります。放射されるエネルギーからは、夏の猛暑のようなイメージが湧きます。

馬に乗っているのは裸の赤ん坊で、手には赤い旗を持っています。お祝いのような、凱旋のような雰囲気ですね。自分を誇っているようにも感じます。

 

意味としては「溢れるエネルギー、情熱、自分自身」でしょうか。あるいはほかのカードを補強して「より強く、注目を集める」のような感じでもいけそうです。

逆だと「暑すぎる/輝きすぎる=ワンマンになりすぎる/空回りしている、目立ちたがっている」とか「日が落ちる/陰る=自分を見失う/自信がなくなる」とかになるんでしょうか。

 

占星術を少しかじったので、今は太陽=自分のような連想が強いです。少し前は「湧き上がるエネルギー(ワンドの火のような)」のイメージが強かったんですが。なので、自分自身を表すところに太陽が出ると、あれ、この人本当に悩んでる?となってしまいます。だって、イキイキとして楽しそう、あっけらかんとしていそうじゃないですか。

あるいは、自分を自分としてしっかり確立できている、とでも言いますか。私は自分のことがあまり好きではないし、自分の形が良くわからない人間なので、その逆の人と対面すると、むっ、と身構えてしまう癖があります。良くないですね。

悩みは悩んでいる本人も気づかないことがあったりしますし、会話の中で上手く導出できれば良いなあと思っています。

 

…さて、白い馬と言えば、第13回で触れた「死神」のカードを思い出します。(シャーマン版は灰色ですが)

kato-tarot.hatenablog.com

ライダー版の「死神」は鎧を着た骸骨が馬に乗り、旗を掲げているカードでした。

同じくライダー版の「太陽」は裸の赤ん坊が馬に乗り、同じように旗を掲げています。

シャーマン版に至っては、馬のポーズが全く同じですね。

 

生まれたばかりの子と、死の後の骸骨。誰にでも等しく注ぐ太陽と、誰にも等しく訪れる巡っていく時間。

正反対のようで似た者同士なカードです。