第20回:タロットリーディング「ペンタクルの3」
最近、自炊について色々と考えています。やる気を出しちゃうと力を入れすぎてしまうタイプなので、長続きしないのが悩み…。なんとか手抜きしつつ、楽して健康的な食事を心がけたいところです。
20回目はペンタクルの3です。
このカードは「基礎/第一段階の完成(自分のスキルなんかについて)、価値のある物が形になりそう」と見ています。
左のシャーマン版は、家の土台を作り上げた大工と、その家の持ち主と思われる男女のカードですね。家主はとても上機嫌、大工の顔は見えませんが、自分の仕事に誇りを持っていそうな雰囲気です。
右のライダー版は、彫刻家と修道士でしょうか。彫刻の出来は分かりませんが、何やら打ち合わせをしているみたいです。ペンタクルが背景の柱の彫刻になっていることから、この建物全体の装飾を、この彫刻家が作っていそうです。
ペンタクルが表すのはお金や物質的なこと、仕事、現実的なこと。3は一つ目の完成である4の手前です。何かしら形になる手前なんでしょうね。
ネガティブな面を見ると「中途半端」だとか「自分のものにならない」とかでしょうか。あるいは「完成、目標まではまだ」とかでしょうか。
小アルカナの中で有形のものはペンタクルのみです。ほかの小アルカナが発現するにはペンタクルの力が必要そうですね。その中でペンタクルの3は、まさに何かが形になりそうな場面です。
カードの大工や彫刻家も、そのスキルを手に入れるためにワンドのエネルギーや、ソードの思考、カップの愛情を注いだはずです。
自分もこの1年、いろいろなスキルを手に付けてきましたが、思い入れの強いものや意気込みのあるものはガッツリやっています。そこにちょっと、義務感や「やんなきゃな」という気持ちが混じってしまうと、ちょっと手が止まります。
傍から見ると頑張っている、でも自分は習慣になってて楽しんでるよ、というスタンスが一番ですね。