カトの占いあれこれ

占い練習中なのであれこれとメモっていきます

第27回:タロットリーディング「ワンドのナイト」

タロットリーディング第27回です。あと約50回分…1/3くらいまできましたね。1記事だいたい1,000字前後、考えながら書いているので時間はまちまちですが、なかなか時間がかかりそうです。始めたからにはちゃんと終わらせないとですね。

 

今回紹介するのはワンドのナイト、とっても勢いのあるカードです。

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ワンドのナイト

今回のカードはどちらも同じようなイラストですね。荒野を走る騎士。

シャーマン版は思考の左手に、ライダー版は行動の右手に棒を持っています。シャーマン版の方が全体的に赤・黄色の色づかいで情熱さと、活発さが強調されているように見えます。ライダー版は広い青空に黄色の装束と、比べて全体的に爽やかな印象が強いですね。

シャーマン版は笑顔で棒を掲げているので、勝利の後のシーンなんでしょうか?ライダー版はこれから戦いに赴くような緊張感を少し感じます。

 

意味としては「勢い、前進、実際に行動に移す力」と見ます。あるいは悪い方向だと「猪突猛進がすぎる、目標しか見えていない、(逆に)目標も見えず突っ走っている」とかでもいいのではと思います。

何もない荒野を走っていますから、目的地に着かないと彼も馬も一息入れるのも大変そうです。がんがん走らせていて、ペースとか大丈夫なんでしょうか…。という心配をよそに、ワンドの騎士はこれからもどんどんと進んでいくことでしょう。

 

ワンドもナイトも「火」の属性ですので、ワンドのちからを最も使いこなせるカードなんだと思います。火が象徴する情熱のエネルギーと、ナイトの持つ行動力とが上手く重なれば「うおーっ!やるぞーっ!」という風に、バリバリとやりたいことに向かっていけるのではないでしょうか。

逆に上述でもあるように、目標に焦点しすぎていると周りが見えなくなってしまいます。独走状態ですね。周りが疲れて誰もついてこないのに、自分だけどんどん進んでいってしまう…ということもありそうです。そうなると、勝利の余韻もこれからの戦いも、なかなか上手くいかなさそうですね。

 

最近、自分はワンドが良く出る気がします。実際、いろんなことを始めているので意欲は高い状態ですが、今は1人だから完全に自分のペースで出来ているんですよね。これが例えばチームだったりグループだと、上手く周りと気持ちを合わせないと回っていきません。一人の時のこういった勢いのある前進の経験は大事ですが、複数人でのときは、また考えながら調整しないといけませんね。