カトの占いあれこれ

占い練習中なのであれこれとメモっていきます

第32回:タロットリーディング「ソードの8」

 第32回まで来ました。

7月中旬~8月にかけて少し忙しくなるので、ブログの更新が滞ることになります。単純に、文字出力する気力も欠けていくと思います)。

 

また、新しいコンテンツやリーディング以外での投稿も増やしたいと思っています。占い師紹介も、もっと拡充したいと思っています。お金を溜めて、依頼していきたいですね。新しいコンテンツについては、今はネタ探しの段階ですので、何か良いアイデアありましたら教えてください。

 

 今回はソードの8のカードです。不吉というか、いいイメージは浮かばなさそうなカードですね。

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ソードの8

 シャーマン版は青い服の女性が描かれています。目隠しをされて、体は縛られています。彼女の周りには剣が刺さっていて、彼女を閉じ込めているように見えます。背景は険しい森、切り立った崖の上の城、空には雲が重く立ち込め、鳥が飛んでいます(カラスかな?)。

ライダー版も基本の構図は同じですが、異なる点を挙げていくと、まず服の色が赤になっています。また、手は後ろ手に組まれています。それと、足元はぬかるんでいるようです。

全体的に重い雰囲気、暗い雰囲気のカードですね。剣は攻撃の役目、物事を切り分ける役目があるんですが、このカードにおいてはそういった役割が感じられません。ただの障害物といいますか、彼女を傷つけるだけ、抑圧するだけ、といった存在感です。なんだか嫌な奴ですね。

 

 ただ、どちらのカードでも彼女の足は縛られていません。動こうと思えば動けますが、剣に触れれば傷ついてしまいます。

ただし、剣には隙間があります。完全に彼女を閉じ込めている訳ではないんですね。彼女からは見えませんが……。傷つくことを恐れなければ、歩いて簡単に逃げられる環境にあります。ですが、本人はそれが見えないし、縛られている恐怖感もあるでしょう。なんともかんとも…周りから見れば滑稽な光景なんでしょうか。本人にとっては重大問題なんですけどね。

 

というわけで、このカードが出る時は「動けない、周りが見えない不安感」あるいは「外部からのプレッシャー、傷つきたくない」とかでしょうか。あるいは「解放されたい、どこかへ行きたい」と思っているかもしれません。

 

 剣(ソード)は風の元素、思考を司っています。縛られた体と目隠しからは、考えが自分の殻に閉じこもっている、もしくはぐるぐると思考が混乱しているような、硬直化しているような印象を受けます。

こういう状況は目隠しをとってしまえば、物事の本質を見てしまえば、意外となんでもないことなのかもしれません。自分がこういう状態になっていると自覚できるのであれば、他の人を使ってでも、目隠しを取って、動き出す意欲を出して行ければ、好転するのかもしれませんね。